Art Exploration Event

上野のロボットアーム、隅田川怒涛、東京大壁画(Tokyo Tokyo FESTIVAL)

Art Exploration
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Tokyo Tokyo FESTIVALスペシャル13のプロジェクト作品3つをご紹介。

ジェイソン・ブルージュ・スタジオ(Jason Bruges Studio)「ザ・コンスタント・ガーデナーズ(The Constant Gardeners)」

上野恩賜公園竹の台広場で7月28日~2021年9月5日まで。
上野恩賜公園にロボットアームがあると聞いて、行ってきました!こんな大きなロボットアーム使ってみたい‼
ロボットアームで枯山水。自動車の廃工場の産業用ロボットアームで、映像解析したアスリートの動作を枯山水風に再現するメディアアート。
ロボットアームの先端に付けられた三角▽の部分で砂に描かれます。砂を平らにならした後、アームで絵を描くという工程。タイムラプスで撮影してみました↓

左半分の2台は先端が砂に届かず空を切り砂に描けず、右半分の2台は途中まで順調だったけれど後半に空を切り始めてしまった。
雨風で砂は飛ぶし、描いた後にアームの先端のみで平らにするのは難しいだろう。レーキなどで砂を平らにできていたらと思うと少し残念。作品横にロボットの動作を監視しているであろう事務所はありましたが、砂を均したりはしないようで…毎朝、人が砂のコンディションを整えていると仮定すると、朝一番なら綺麗な絵が見られたのかな。

横線を描いて砂を均すのにかなりの時間を要する
見る方向が違うと何か全くわからない
人が走っている残像の枯山水

ここで我々Revetroniqueが制作したメディアアート作品「月虹」をどうぞ。
小さいロボットアームで虹を作っています。

月虹 – Gecko –

坂本龍一+高谷史郎 隅田川怒涛「water state 1」(インスタレーション)

東京都墨田区東向島3-22-10 北條工務店となり。こちらは事前予約制でArtistikerから予約しました。

展示会場まで遠かった…
展示会場入り口

アンビエントな音が流れる空間で気象データを元に水滴や波紋を制御する作品。
ソレノイドバルブと振動スピーカーを制御しているのだろう。白い空間の中央に水が張られた漆黒の四角い箱。上にはソレノイドバルブ。ソレノイドバルブから滴り落ちる水滴によって生まれる波紋と部屋に流れる音楽が融合したインスタレーション。漆黒だからか吸い込まれるように静かな水面。天井のソレノイドバルブは圧巻の81個、振動スピーカーは8個。ソレノイドバルブはIOエキスパンダで出力を増やして制御してるのかな。無機質なシステムなのにどこか自然を感じて波紋による枯山水のよう。最近、枯山水的アートをよく見かける気がします。雨のように激しく水滴が落ちたり、振動バージョンもありました。振動による波紋は恐竜の鱗のようでもあり、振動が進む様が面白かった。

大きな装置と静かな空間
天井にはソレノイドバルブが81個
漆黒の水面に静かな波紋
振動スピーカーで振動波紋バージョン
ついシステムを覗いてしまう

横尾 忠則、横尾 美美 「東京大壁画」

東京ビエンナーレを散策中に東京駅に立ち寄ったら、ビルに大きな絵がありました。小さな絵の集まりだったので、引きで見たら一つの絵になるあれかと思って見てみましたがよくわからず。

ベストな鑑賞場所はどこだったのか
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