こんばんはー、Reveです。
このところtwitterのつぶやきばかりだったので、久々に記事を書いてみようかと。
ネタは今更ながら、6月に行ったVR展です。
2016年は巷で噂の「VR元年」ということもあって、VRに関するいろいろな製品・イベントや施設もできているようですが、
今回取り上げるのは先月22~24日に東京ビッグサイトで開催された3D&バーチャルリアリティ展(IVR)です。
公式はこちら(といいつつ、もう来年の展示の話になってますが)
この展示では、ビジネスシーンや産業で使われるVR技術が一堂に会しており、はやりのヘッドマウントディスプレイ(HMD)を駆使したコンテンツから、VRを支える機器やソフトウェアまで様々な展示が所狭しと並んでいました。
あまり言葉だけを綴ってもわかりづらいだけなので、ここから写真を交えて紹介していきます。
はい、出だしはVR界では有名なOptiTrackです。
モーションキャプチャやトラッキングでおなじみですが、やはり今回も自社技術を駆使し動作解析などの展示をされていました。
写真にはないのですが、シール状のマーカーを張って曲面の形状や変形の度合いを測定するというデモもありました。
VRというとOculusや360°パノラマ映像のイメージが強いかもしれませんが、実は生産現場での技能訓練に使われるケースも増えてきているようで、ここでは車の塗装技能を訓練する目的で開発されたシステムのデモがありました。
実際に体験しましたが、やりながら技術習得の入門プログラムとしても普及しつつあるのかと感じていました。
視覚的なフィードバックもそれなりの効果が期待できると思うのですが、今後は実際の現場とのギャップをどう埋めていくかも問われていくのでしょう。
画像だけだとあまり大したことがないように見えますが(汗)、実は常に行列続きで大盛況の展示でした。
これは大きな映画館で見かける「4DX」とHMDを組み合わせた体験型のコンテンツで、単に映像を流すだけでは得られない臨場感や迫力が楽しめるアミューズメント向けのコンテンツで、とても興味はあったのですが…、
当方は時間がなく、結局体験を断念してしまいました…orz
空撮で測量を行うための大型ドローン。
3DやVRはドローンまで取り込んできたようです。
4Kの立体視映像を移すディスプレイなのですが、球状のマーカー付きグラスをかけながら見ることで、視線の向きに合わせた立体映像を映し出してくれるというすぐれもの。
「え、なんか新しいVRインターフェースが見たいって?しょうがないなあ○び太君は。
はい、zSpace~(ドラ○もん風)」
…と言いたくなるくらい、個人的には衝撃的なデモでした。
zSpaceは立体視ディスプレイの一種ですが、専用のグラスとペン型デバイスを使って、あたかも目の前に現れた立体物を自在につかんで弄れるため、既存のモニターやHMDとは違う、まさに新しいタイプのインタフェースといっても過言ではありませんでした。
概念自体は様々な研究やデモで何度も現れていたかもしれませんが、反応速度や追従精度が恐ろしく良いため、全く新しい世界に触れることができた、と今でも思っています。
…これは凄いので、機会があればぜひ体験してほしいところ。
地図データでおなじみ、ゼンリンの展示。
3D地図データの3Dプリンタ出力や、データを活かした交通向けコンテンツやカーナビシステムなどの展示がありました。
日本のVR研究を支える日本バーチャルリアリティ学会から2点。
もう一つは、フォトリフレクタを駆使して人の表情を読み取るHMD取り付け型のセンサー(写真上)で、
一つは今の研究で盛んになっている触覚提示から、スピーカーで力覚、つまりあたかも力が加えられたような感覚を与えるデバイス(写真下)です。
中にはホログラム技術の研究を行う研究室の展示もありました。
個人的には水晶にプロジェクターで映像を映し出すデモが、原理は単純ながらなかなか面白いと感じてました。
屋外で使えるKinectのような深度センサーで、太陽光のような強い外光があってもセンサーから人や障害物までの距離をとれるモジュール。
他にもたくさんの展示があったのですが、その中からいくつか写真を抜粋。
…と、いろいろな展示があったのですが、(写真を撮り忘れたので)これにて終了です。
ここしばらくは行ったのにまだ記事にできてないイベントもいくつかあるので、そのレポとかを続けて書こうかと。
お付き合いいただければ嬉しい限りですm(__ __)m
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