Art Exploration Event

技術書典16に初出展しました!

Art Exploration
技術書典16 (2024/05/26)
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お久しぶりすぎるRevetroniqueの夢担当でございます。
実は先日の5月26日(日曜日)に池袋のサンシャインシティ展示ホールD(文化会館2F)で開催された技術書典16に出展者として初参加してきました。
今までのタペストリーがずらーっと並んでいます!

きっかけ

技術書典がアキバ・スクエアで開催されていた時に遊びに行ったことは何度かあって、いつか自分でも本を書いてみたいと思っていました(特に技術担当が)。いつからか技術書展が池袋で開催されるようになり足が遠のいていましたが、技術書博やコミケの評論・情報コーナーの中の技術書付近にちらほら遊びに行っていました。
技術書典第1回(2016年)〜4回(2018年4月)までは秋葉原で開催されていたそうで、我々が訪れていたのは初期の頃だったんですね。

いつかいつかと思ってばかりいてはいけないと思い、技術担当が一念発起⚡️
当然ですが、私(夢担当)は巻き込まれました。見事に寝不足です(´-`).。oO
丁度、水晶発振子とVFD管の時計もできたので、ニッチなテーマで誰にも被らないだろうと思いこれを題材にして本を書くことに決めたそうです。
準備編はまた後日書きます🖊️

技術書典16当日

ちょっと寝坊しました…。
9時半までに現地に行くはずが、10時に到着しましたごめんなさい。
発注した書籍は現地会場に直接届きますし、技術書典の完全手ぶらセットのおかげで荷物は大きめのリュックサック2個と手提げ1つだけで向かうことができました。
技術書典自体は11時から開催で設営準備が間に合って良かったです。

会場はガラスの壁の中です

会場は池袋のサンシャインシティ展示ホールD(文化会館2F)で、とーっても広いです。
10年ほど前にマルイの夏のセールで来たことがあるなぁ…楽しかったなぁ…なくなったなぁ…と淡い記憶があります。

我々の展示ブース「お13」は技術書典の中では少数派の電子工作群に属していました。

「お13」ブースを発見!

こんな感じで完璧な準備がされています。
机の下に噂で聞いていた発注した紙本の段ボールが!!!

完全手ぶらセットで設営準備

運営様が用意してくださった「完全手ぶらセット」のおかげです。

  • お品書き
  • テーブルクロス(机の上に乗せる敷き布)
  • 値札(値段を書いて書籍に貼り付けるふだ)
  • PR用うちわ
  • PRデコレーション用シール
  • 油性ペン
  • テープ
  • これらの品物をまとめるお土産紙ぶくろ

技術書典公式サイトより引用)

完全手ぶらセットありがとございます!!

今回は参加費が無料なだけでなく、完全手ぶらセットも無料なんです!
すごくないですか!?
今回初導入された「完全手ぶらセット」なのですが、テーブルクロスが技術書典模様のしっかりした生地で、商品の邪魔をしないシンプルすぎない絶妙なデザイン。さらにマスキングテープも技術書典のロゴ、本やマウスの模様でとても可愛いのです!!
値札プレートや見本札もあったので、大変助かりました。サイリュウムの使い方は謎でしたが(笑)
今後もどこかに出展(技術書典以外も含む)することがあれば、積極的に手ぶらセットを使わせていただく予定です!

長さ180cmの机は広々です

設営はこんな感じになりました!
机がとても広く、紙本が1冊とステッカーのみだったので、少々広さを持て余してしまいました。
VFDが光るだけの実機を持ってきたのですが電源がないため、古いiPadで時計の動画をエンドレス再生していました。
動画はRevetroniqueの派生ReveLabにあります↓↓↓

Vintage Quartz Digital Clock (ヴィンテージ水晶発振子VFD時計)

書籍、開封の儀

実は、当日、会場で初めて本を手にしました。
ブース(お13)に到着して、机の下に今回印刷を発注した「ねこのしっぽ」様のロゴ入り段ボールを発見。
初めて本を制作したにも関わらず、見本版を先に刷ることをしなかった為、ドキドキの開封作業です。

紙本と初対面!


入稿時に背表紙を調整したので、ズレていないかが一番の不安要素でしたが、とても綺麗な仕上がりでした!ひとまず、良かったです😂

我ながら表紙がカッコいい✨裏表紙も素敵にキメています❕
表紙と背表紙は黒、裏表紙はVFD管が放った青い光がこだわりです。
とにかく我々2人共、連日の寝不足と初めて本ができた喜びでわちゃわちゃしていました。本になるって感慨深いですね。

技術書典16開場〜!

今回の技術書典では、書籍1冊と透明ステッカー1つの計2つを販売してみました。
引き続き、下記サイトで販売しているので、よろしくお願いいたします🍀

ヴィンテージの水晶発振子とVFD管とロジックICで作るデジタル時計:Revetronique
ガラス管の水晶発振子とVFD管、そしてロジックICという昔ながらの電子部品で作ったデジタル時計の制作記録、もとい解説本です。 中身はマイコン・プログラミング一切なしというゴリゴリのハードウェア仕様。プリント基板を一切起こさず(無謀)、手書きの回路図と手付と気合で乗り切った実装までの過程を、制作当時の雰囲気と苦労話も交え...
ヴィンテージの水晶発振子と VFD 管とロジック IC で作るデジタル時計 - revetronique - BOOTH
ガラス管の水晶発振子とVFD管、そしてロジックICという昔ながらの電子部品で作ったデジタル時計の制作記録、もとい解説本です。 中身はマイコン・プログラミング一切なしというゴリゴリのハードウェア仕様。プリント基板を一切起こさず(無謀)、手書きの回路図と手付と気合で乗り切った実装までの過程を、制作当時の雰囲気と苦労話も交え...
透明ステッカー(VFD管+水晶発振子) - revetronique - BOOTH
時計を制作した時に購入した水晶発振子とVFD管をカメラで撮影して透明なステッカーにしてみました! 約 207x47 (mm)のシートに、水晶発振子とVFD管(数字0-9、ドット、無表示)の計13枚ついており、1枚ずつはがせます。 こだわりは、ガラス管に入っている電子部品なので、ガラス部分を透過させたところです。背景が透...

書籍の販売形態としては、会場で紙本を購入すると電子版が付いてくる『書籍+電子版』と『電子版のみ』の2種類。

古参の方が売れるか心配して下さる程にテーマがニッチすぎたようですが・・・
初めてにしては売れたのかな…?
知名度もなく、前日にしか宣伝しなかった割には売れたのかな?
テーマがニッチすぎる割には購入していただけたのかな?
という感じです。初参加のサークルがどの程度なのか知りたいですね。

技術書典を見回った体感では、プログラミングやシステムなどのソフトウェア系が7~8割と多く、電子工作などのハードウェア系はやはり少ない印象でした。その中でも我々の本はゴリゴリのハードウェアで超ニッチなガラス管の水晶発振子とVFD管でしたが、多少なりとも興味を持っていただけたのではないかと思います。
技術本の祭典ではありましたが、透明ステッカーもまずまずでした←可愛いんですよ🌷

とりあえず、印刷代がPayできたのでgoodとします。

反省点

  1. 技術書典の販売方法を明確に理解していなかった(アプリの存在)
  2. キャッシュレス決済が必要なかった・・・(準備にかかった時間…)
    • キャッシュレス必須だと思い、Squareを用意していたけれど一度も使わなかった
    • Squareを利用するための設定が面倒くさい上に、時間がかかりすぎる
    • Squareは店舗のない少額の個人販売には不向きなのではないか
    • 公式アプリの”かんたん後払い”が便利で最強だった!!
  3. 会場に電源がない
    • USB PDバッテリーを用意して実機を動かしたい
  4. 本のタイトルだけではわかりにくいので、ポスターなど用意したい
  5. ブースの見せ方や装飾に個性を出していきたい

最後に

ブースに来てくださった方々とガラス管に入った水晶発振子とは何か、ニキシー管とは違うVFD管の光らせ方などを話したり、ハードルが高すぎるという方や、中には作ってみたいという勇者まで現れたりと、とても充実した楽しい時間でした。
本を書いて販売するだけでなく、たくさんの方々と交流できるのも醍醐味の一つ、また出展したくなっちゃいますね。
我々の本を手に取っていただいた皆様、誠にありがとうございました!
技術書博も気になるところではあります!

おまけ

会場の出口付近に戦利品撮影コーナーがあり、買った商品を並べて撮影できるという面白い場所がありました。
技術書典、遊びに行くのも出展で参加するのも面白いですね!

戦利品撮影コーナー
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