今年の夏に東京アート散歩をしていて、「Life in Art Exhibition」を知り銀座の無印良品へ。
7月9日から9月5日まで開催。27名のアーティストの作品やインスタレーション作品が展示されていて購入することもできます。
invisi dir 「染物の川」
こちらの作品は、オルゴールのサウンドインスタレーション。
電気仕掛けなところがとても好きな紹介したい作品。機械で制御しているのに無機質にならず、幟の動き方が優雅でオルゴールの音色ととても合っていて素敵な作品。
東京ビエンナーレの関連プロジェクトの一つだそうですが、ビエンナーレの中で最もアート的で時代背景にも合っている素敵な作品でした。オルゴールの音を奏でるための穴の開いた布は、無印の幟(のぼり)を染め直して再利用。幟の動き方は友禅流しから来ているそう。無印良品店内で無印が広告として使用していた幟を再利用して音を奏でているという背景を知ると、再利用/アップサイクルとしてとても素晴らしい企画だと思いました。
銀座無印の中には他にも様々なアート作品の展示が。一部抜粋です。
入るのが躊躇されるギャラリーではなく、無印の中でアート作品が展示されていて購入もできる企画。Life in Artという名前の通り、生活・日常の中にアートがあり、アートに触れられる機会がもっと増えると嬉しいですね!
そういえば、先日、渋谷散策がてら初めて船の形のような宮下Parkに行ってみたら、東京藝術大学在学/卒業された方の作品が期間限定ショップ「買える藝大」で展示販売されていました。最近は、投資目的でアートの購入も増えているらしいですが、アーティストの活動が継続できる仕組みができるといいなと思うばかりです。