どうも、Reveです。
今更感が半端なく漂うのですが、Sensors Ignition 2016に行ってきたので、そのレポートを勝手に書いていこうかと。
【そもそもSensorsって何?】
(公式サイト)
http://www.sensors.jp/
日テレの提供するWebメディア、つまりWeb記事サイトおよび情報番組なのですが、最新テクノロジーを駆使した未来のエンターテインメントを紹介していくのが趣旨の中々にとがった番組です。
最近はhuluの番組の紹介多いけど
【Sensors Ignitionとは】
(公式サイト)
http://www.sensors.jp/ignition/
そんな未来のエンターテインメントを紹介する番組が主催の展示で、
Sensorsスタッフが募った様々な技術を駆使した新しい製品やゲームなどのデモが会場いっぱいに並んでおり、普段あまりテクノロジーに触れないというような人でも楽しめるエンターテインメント性にあふれるイベントになっていました。
場所は虎ノ門ヒルズで、今年の2月26日に開催されました。
いやー、月日が経つのは早いものだ
(入り口ではトラのもんがお出迎え)
去年は見る機会を逸してしまったので、今年はと思いチケットを入手して見に行きました。
事前予約制ですが、展示は無料で見られました(一部の公演は有料)。
これはさすがに言葉だけで紹介するのに無理があるので、いつもの通り写真を交えてつらつらレポを書きます。
【展示レポ】
[スカッチュ]
舌でプレイするスカッシュ…って何なんだ(愕然
言葉通りではあるのですが、舌を動かしてラケットを動かし、口をキスするような形にしてボールを打ち返します。
カメラで認識した顔から舌の位置と口の形を認識するようです。
制作はハンドソープボールなどで有名なゆるスポーツ協会です。
[Tabo]
iPadなどのタッチスクリーン上で動く2輪駆動ロボット。
端末とはBluetoothで通信し、底面にタッチ機構も備え、スクリーン上での場所を端末に伝達することも可能です。
そのため、ロボットと連動するアプリコンテンツを簡単に作ることができます。
展示ではとんとん相撲や時計などのデモが披露されていましたが、ロボットというモノがあることで、画面上だけで動くコンテンツとは一味違う体験が楽しめました。
MITメディアラボの教授として有名な石井裕先生が提唱された「ラディカルアトム」、つまり情報世界(ビット)と物理世界(アトム)をインタラクティブにつなぐインタフェースの概念がありますが、Taboもこうした新しいコンピュータインタフェースの一端を担う存在となるのかと思ったりしました。
石井先生、間違ってたらすいませんorz
[ミワンダフル]
「メイクで世界中を笑顔に」をテーマに掲げるアーティスト。
世界中を旅して、いろいろな人にメイクをするというストリートパフォーマンスをメインの活動としており、魔法のようなメイク術は各地で絶賛されているそうです。
ステージでダンスパフォーマンスもされていました。
ICTなどのテクノロジーとは異なりますが、メイクのテクを活かしたエンターテインメントで、実は当方も体験してきましたw
5分くらいで簡単にできるメイクで目元をデコレーションしてもらったのですが、なんか不思議な体験になりました。
ちなみに、今年の11月に原宿でもイベントがあるそうです。
[召喚!らくがきモンスターズ]
自分の描いた絵で戦う格闘ゲーム。
キャラクターは音と手のジェスチャーで操作します。
もとは平面の絵ですが、独自の技術であたかも関節があるかのように処理してくれるので、キャラクターが生き生きと動いています。自分の絵が画面上に出て走ったり飛んだりするのは見ていてなかなか楽しかったです。自分で作ったキャラにはなんだか愛着もわいてきます。
こちらは、株式会社ココノヱというメディアコンテンツの制作会社が開発されました。
公式はこちらから
[Party]
アーティストのPVやメディアアートなどで有名な会社で、Sensorsでも何度か取り上げられています。
今回は制作したアート作品を何点か展示していました。
犬に着せるジャケット型のディスプレイ。
開発者が愛犬を見て着想を得たそうですが、犬がディスプレイになるというのも中々面白いですね。
スマートフォンと連携するそうで、表示するメッセージを送ったり、迷子になった際にお知らせする機能もあるようです。
[脳波キャッチャー]
脳波で動かすUFOキャッチャー…ってなんだそれw
写真の通り筐体もゲーム内容もインパクトが強い展示でしたが、実際の体験もまた不思議なものでした。
実際のゲームプレイはこんな感じ(写真は相方です)。
はい、手は一切動しません。画面に出てくる写真をひたすら見続けるだけという、一度始まればプレイヤーはほぼ置いてきぼりな感じのUFOキャッチャーですw
実際、脳波とかどうしようもないし…
インパクトが強い展示で、ゲームプレイも楽しかったのですが、ゲームセンターで普及する感じはしないw
もしゲーセンに置かれていたら見てみたいですが。
[iDoll]
ユカイ工学とグッドスマイルカンパニーの共同開発で誕生した、動く初音ミク。
小さな初音ミクが動いているその姿は、まさにかつて聞いたフレーズ「科学の限界を超えて来たんだよ」をほうふつさせます。
中はモーターと糸で、糸を巻いたり伸ばしたりして関節を動かしているそうです。
初音ミクが好きな人にはたまらないであろう一品。
ユーザーの声に反応して動いたり踊ったりしてくれます。また、音声も発してくれるので、歌ったりすることも(もちろん、踊りながら歌うのも)可能で、あたかも初音ミクがパソコンから飛び出してきたような実感を与えてくれます。
あとは、自作の歌とダンスを実演してくれたら最高ですねw
[その他]
あとはダイジェストで。
これはダイジェストにするのももったいないくらいですが、3Dプリンターで成形された「軌跡」にプロジェクターで動画を当てることで、あたかも成形物の中で何か動いたり踊ったりしているような映像が楽しめる作品でした。
言葉では表現しづらいので、これはまさに「百聞は一見に如かず」という作品。
こちらはジオラマやコスプレなどで使う小物の展示でしたが、実際の電子部品なども使って制作されているためディテール感が半端なく出ており、あたかも本当にある製品のような感じで存在感を放っていました。
と、ほかにもいろいろなデモが展示されていたのですが、写真がないのでこれでお開き。
他にもいくつかネタがあるので、それを順次レポにしていこうかと。
では(・ω・)ノ))
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