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meishi2キーボードを使ってみた

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どうも、Reveです。
最近、自作キーボードがひそかに話題となっているそうですが、今回は入門キットとしてお手軽な「meishi2 キット」を紹介したいと思います。

総評

  • 長所
    • 手頃な価格帯(3000円台)
    • Webブラウザ(Remap)でキー割り当て可能
    • Cherry MX(キースイッチのデファクト規格)互換
  • 短所
    • キースイッチは4つだけ(人によっては長所かも)
    • ハンダ付け必須
    • 部品(キーとキャップ)は別売
    • 筐体無し

遊舎工房という自作キーボード専門店およびオンラインショップで取り扱われている初心者向けキットで、税込2,750円ですが、スイッチ&キーキャップ付きで3,157円です。

スイッチ&キーキャップはいわゆるキーのことで、付けないと基板とマイコンボードのみになってしまうので、初めての方はぜひオプション付きを選択してください。ちなみに、Cherry MXとはキースイッチの規格でデファクトスタンダードとなっており、この種類のスイッチが余っている方はオプション無しで作れます。

見た通りスイッチは4個だけで使いづらいと思いきや、多用するショートカットを割り当てたり意外と使い道があったり。

また、部品のハンダ付けが必要なのも地味に注意点です(完成品は売ってません)。

下準備

公式マニュアルはこちら。

前述の通り、マイコンやキースイッチのハンダ付けが必要ですが、ビルドガイドに従えばあまり難しくはありません(やけどに注意)。

ハンダ付けの道具を持っていない方は、以下のリンクからどうぞ。特に、ハンダこては温度調整機能(温調)の有無でハンダ付けの難易度が劇的に変わります。なので、ぜひ温調付きのハンダこてを使いましょう(あと、ニッパーもほぼ必須)。

なお、本格的に始めたい方はこちらのハンダこて(と半田吸い取り器)もあります。

ファームウェア書き込み

ハンダ付けが終わったら、いよいよファームウェア書き込みとキー割り当てに進みます。
(要Google Chrome)

まず、以下のURLを開きます。

meishi2 - Remap
自作キーボードの仕組みと組み立て方を学べる、最小限の要素の入門用自作キーボードです。自作キーボードの基本的な要素がほぼ全て含まれているので、初めての自作キーボードが組み立てできるか不安な方の練習や、自作キーボードの仕組みを知りたい人に最適で...

ページが出たら、PCとmeishi2をマイクロUSBケーブルでつないで、Firmwareタブをクリックします。

Firmware が meishi2_via for meishi2、Bootloader が caterina になっているのを確認して FLASH を押します。

すると、Google Chrome 上で serial port を選ぶダイアログが表示されるので、meishi2のリセットボタン(マイコンボード隣のスイッチ)を押します。

serial portにArduino Microが出現するので、正しいポート名を選択して Connect を押します。すると、自動的にファームウェア書込が実行され、USBを抜き差しするとPCにmeishi2キーボードとして認識されるようになります。

Remapによるキーボード割り当て

ファームウェアを書き込んだら、今度はRemapを開きましょう。

Remap
Remap allows you to find, build, set up and customize your keyboard quickly and easily in Web Browser.

meishi2をつないだら、「START REMAP FOR YOUR KEYBOARD」を押してキーボードを追加します。

あとは以下のURLの様に、Remapで表示された各ボタンにキーやショートカットなどを割り当てていきましょう。Let’s enjoy 自作キーボード!

おまけ

せっかく矢印キーを割り当てたので、片手でダンスダンスレボリューションしてみました。

ちなみに、キーボードではないですが液晶内蔵の15キーボタンというのもあったりします。使ってみたい…。

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