知らないうちに、Githubリポジトリの一つがArctic Code Vault Contributorというものに選ばれて、北極で千年以上保存されることになりました。
なんか昨年すでに実施されていたみたいですね。
Githubに上げた北陽のLidarをUnityで使うC#スクリプトが、いつの間にか北極に行ってた。 千年保存されるらしい。星もついてないのに、なぜ選ばれたんだろう…。https://t.co/XcL4YGODEh
— Revetronique🦄 (@Revetronique) November 15, 2021
Arctic Code Vault Contributorって?
GitHub Archive Programという、Githubが価値のあるプログラムを後世に残すプロジェクトがあるのですが、自分のリポジトリがこの対象に選ばれるともらえるバッジが「Arctic Code Vault Contributor」です。「俺の書いたプログラムが北極にあるんだぜ」と少し自慢できるかもwあるいは、黒歴史が残ったと嘆くかも知れませんが…。
プロジェクトもそうとう大規模で、21TBものソースコードを186リールものデジタル感光アーカイブフィルムに収め、北極圏のスバールバル諸島にある廃鉱に保管するそうです。
フィルムも1000年は残る代物で、極北のスバールバル諸島を選んだのも地政学的に安定しているからだそうです。話のスケールがでかすぎる!
で、何が北極に行ったの?
Unityで北陽の2D Lidar(レーザーレンジファインダ)をシリアル通信により制御するためのC#スクリプトとサンプルシーンです。
USBケーブルで接続し、シリアル通信経由でコマンドを送受信してLidarの設定や周囲の距離を取得します。コマンドの仕様はこちらをご参照ください。
当時はURG-04LX-UG01を使っていましたが、すでに生産終了していました…。新しく始めるなら、UTM-30LXなどの現行機種を選んだほうが良いかと思います(通信プロトコルは共通です)。
ただ、Amazonで探したら古い機種も見つかったので、少しでも予算を抑えたい、あるいは同じ機種を使いたい方はこちらから購入するのもありですね。
それにしても、星もついてないようなリポジトリがなぜ選ばれたのか…。