最近、機械学習やAIを駆使した製品やサービスが数多く世に出ていますが、私たちも作品制作で使いたいと思い、勉強を始めることにしました。
機械学習といっても、理論や数式に重点を置くものから、基本的な実装を解説したもの、さらにはディープラーニングなど特定の分野に絞ったものまで実にさまざま書籍が出版されていますが、とりあえず4冊購入しました。
こないだ購入したばかりで、読み終えた本もあれば、まだ手を付けていないものもありますが、一通り感想や印象をまとめてみました。
一通り読んだところでは、機械学習に関する基本的な理論について体系的にまとまっている気がしました。理論を包括的に説明するにはページ数が足りないのか、所々で説明が省かれていたりする箇所がありましたが、それでも漫画で楽しみながら学べるのはとっつきやすくて良書だと思います。
AIエンジニアを目指す人のための機械学習入門 実装しながらアルゴリズムの流れを学ぶ (Software Design plusシリーズ)
今ちょうど読み進めている本ですが、AIや機械学習の開発を始めるにあたって必要な基礎がまとめられている気がしました。理論と実装がバランスよく書かれていてわかりやすいと思います。実装についても、Google Colaboratorで(Googleアカントは必要ですが)事前のインストールなしに進められるのが良い点です。
物体・画像認識と時系列データ処理入門 TensorFlow/Keras/TFLearnによる実装ディープラーニング
カメラ画像を処理するAIをアート作品に取り入れたかったので、画像認識などについてのディープラーニングに焦点を当てた専門書も購入してみました。なかなか厚みもあって(専門書にしては薄い方かもしれませんが)、より深く画像処理AIについて学べそうです。
ロボットアームとAIを複合した作品の構想もあるので、シングルボードコンピュータのJetson NanoでAIの処理とハードウェアの駆動を実装できるようにエッジAIの入門書も購入しました。
早くすべて読み終えて、AIを組み込んだアート作品を制作していきたいです。
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