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自作のコントローラーでゲームをプレイしてみよう (2)

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こんばんは、Reveです。
前のエントリでは自作ゲームコントローラーの概要を説明しましたが、今回は作るのに必要な機材の解説をしていきます。
なお、前もお伝えしましたが、ここでのコントローラーはPCゲームが対象です。
家庭用ゲームには使用できません。ごめんね (・ω<) テヘペロ

(準備)
早速、準備するものを一覧で書いていきます。
Arduino Micro
・PC
・マイクロUSBケーブル
・センサー、スイッチ類
- タクトスイッチ:4個、アナログスティック、加速度センサー、赤外線測距センサー、人感センサー
・ブレッドボード:2枚
・ジャンパーコード & ジャンパーピン
まず、Arduino MicroとPCは必須です。
Arduino Micro は今回の制作の要となる「秘密道具」で、Arduinoボードの一種です。最大の特徴はUSBキーボードやマウスの動作を再現できる「USBキーボード・マウスエミュレータ」機能です。
これは、対応するマイコンを搭載したArduinoボードに、専用のライブラリ(*)をインストールすることで開発が可能になります。
ちなみに、ケーブルはスマートフォンの充電などでも使用されるUSBマイクロケーブルです(通信にも対応しているかご確認ください)。
(*)ライブラリ: プログラム内で使用する処理などをまとめた「道具箱」みたいなプログラム
PCはこの記事を見ている皆さんであれば当然お持ちだと思いますが、当方の開発環境がWindows 8.1であるため、それを前提として進めていきます。ただ、Windows7, 8でも同様に開発可能であるため、お好きなOSを選択してください(恐らく、XPでも可能…なはず。そもそも数は少ないですが)。
続いて、コントローラーの入力部分となる部品ですが、実は一覧で述べた部品がすべて必ず必要になるわけではありません。
制作するコントローラーの仕様に合わせて部品を選べばよいため、電子回路をよく知っている方は、一覧に挙げた部品の代わりに自分の使いたいものを購入してもかまいません。
しかし、これから紹介するコントローラーの制作例で使用するため、電子工作を始めたばかりの方などは、購入しておいたほうがよいかと思います。
そして、ブレッドボードとジャンパーコード・ジャンパーピンも今回の制作には欠かせません。
電子工作には「はんだ付け」という作業が付き物ですが、今回はその作業なしで回路が制作できるよう、上記の道具を用意します。
ブレッドボードは電子部品やマイコンを接続して回路を作る土台となるもので、電子部品を挿していきます。
ジャンパーコードとジャンパーピンは離れた場所にある部品を接続するための導線となるもので、部品の距離や種類によって使い分けます。なお、ジャンパーコードには先端がピン(オス型)かソケット(メス型)かで何種類かありますが、今回は両端がどちらもオス型のものを使用します。
(部品の購入)
使う道具はわかりましたが、ではそれをどこで買えばよいでしょう。
お気づきの方もいるかと思いますが、答えは「秋葉原」です(大阪では日本橋など、お住まいの地域によっては近くに別のお店がある場合もあります)。
上で挙げた電子部品は、すべて秋葉原にある「秋月電子通商(http://akizukidenshi.com/catalog/top.aspx)」で購入することができます。なお、部品名の左に載せた番号は「通販コード」で、秋月電子内の商品の識別に利用します。
・[M-08286] Arduino Micro
・[P-03647] タクトスイッチ
・[M-08763] アナログスティック
・[M-05153] 加速度センサー
・[I-02551] 赤外線測距センサー
・[M-09002] 人感センサー
・[P-05294] ブレッドボード
・[C-05159] ジャンパーコード
・[P-00288] ジャンパーピン
秋葉原やほかの電子部品を取り扱うお店がない方は、通信販売で購入されるとよいでしょう。
次回からいよいよ、開発環境の準備と、コントローラーの制作に入っていきます。
ではまた (・ω・)ノシ

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