こんにちは、Reveです。
今回はタイトルにふさわしく「テクノロジーでエンタテインメント」するような記事を書きます!
前2回はベトナムのことばかり書いていたので…。
それでは、ありきたりかもしれませんが、「ゲーム」を題材にしたいと思います。
とはいえ、ゲームを作るという記事は既に多くの方が優れた記事を書かれていますし、何より捻りが足りないので、
ここではゲームの「コントローラー」を作ってみましょう。
というわけで、今回のテーマは「自作のコントローラーでゲームをプレイしてみよう」です。
(始めに)
皆さんは、ゲームのコントローラーと言われると、どのような物を思い浮かべますか。
細かな部分でいろいろと違いはあるかと思いますが、多くは両手で握るようなボタン付きの機械だったと思います。
今回の記事で制作するのはそのコントローラーではありますが、いきなり家庭用ゲーム機のコントローラーを作成するというのは難しいため、PCゲームで使えるコントローラーを作ります。
(仕組み)
とはいえ、PCにつないで使うコントローラーもどう作るのかという話になりますが、
ここでその仕組みについて解説していきたいと思います。
PCゲームはパソコン上で動かすという前提があるため、基本的にはキーボードかマウス、あるいはその両方で操作します。
また、大抵のPCにはUSBが搭載されており、外部デバイスからの入力をUSB経由で受け付けることが可能であり、それはキーボードやマウスも例外ではありません。
つまり、USB端子に接続して、あたかもキーボードやマウスが入力したように振る舞うデバイスを作れば、PC用ゲームコントローラーができてしまうのです!
しかし、USBにつないでキーボードやマウス代わりになるデバイスを一から制作するのも、電子部品の選定からUSBのエミュレータ(*)ソフトウェア作成まで大変な作業が待ち構えています。
それじゃあ結局難しいじゃんとおっしゃるあなた、大丈夫。
実は、これが簡単に実現できるデバイスがあるのです。
その名も、Arduino Micro。
Arduinoの一種ですが、簡単なプログラムであたかもUSBキーボードやマウスのように動作する魔法のツールなのです。
次は、Arduino Micro と制作に必要なものを解説していきたいと思います。
*エミュレータ: 対象となる機器やシステムの動作を再現するためのソフトウェア。今回はUSBキーボード、マウスのエミュレータを用意することになります。
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